物理を専攻していました。物質の合成、化学反応実験、分析をしていました。友達には「物理よりも化学専攻みたい」とよく言われていました。朝から晩まで実験室で合成と測定を繰り返し、研究室でデータをまとめていました。その合間を縫って友達と海に行ったりスキーに行ったりもしていました。
純粋に物作りに携わりたいと思ったからです。大学では研究に没頭し、研究職も面白そうだなと思っていましたが、工作機械を操作して物を作ることに接してこなかったし、そういったことに小さい頃から憧れを抱いていたからです。
ナットのねじ切りを主担当としています。転造・切削タップを使用し、製品に応じて使い分けて加工しています。使用している工作機械が古いこともあり、機械の故障や不具合がよくありますが、その原因を見つけ、自分で対処できるものは対処し、出来ないことは上司・先輩社員の方に状況、考えられる要因を伝えて復旧することも仕事です。
他部署の方との距離が近いところです。先輩の皆さんがよく声をかけて頂けて分からないことを質問すれば丁寧に教えて頂けます。また、よく飲みに誘っていただけるところもいいなと思います。いろんな方と交流をもてる企業は多くないと思うので、ここはいいところであり好きなところです。
実際に自分が関わった製品が使用されている場面を見ることは少ないですが、カタログ等で自分がかかわった製品をみると、日本のモノづくり産業の一端を担っているんだなと感じるところにやりがいを感じます。
後輩社員が入ってきて人に教える立場になってくるので、その際にきちんと理解できるように説明できるように現在、正しい知識を身につけ分からないことを少しずつ無くしていくことを心がけています。
休日は先輩方とソフトボールをしたり、ランニングをしたり体を動かすことが多いです。小学生のころからサッカーをしていたこともあり、体を動かすことが好きでリフレッシュも兼ねています。また、一人でゆっくりできる居酒屋を探すために色々な居酒屋で飲んだりしています。
学生の間にたくさんの新しいことに挑戦してください。やってみないと分からないことだらけだと思います。